ハースF1チームは、2023年F1第17戦日本GP初日のフリー走行で、ニコ・ヒュルケンベルグが13番手、ケビン・マグヌッセンが17番手で終えた。FP1はまずケビン・マグヌッセンがピレリのプロトタイプであるイエローのミディアムC2コンパウンドを装着してスタート。ピレリによる2024年開発プログラムの一環として、各ドライバーは金曜日の走行でこのタイヤを2セットずつ試すことができた。
その後、マグヌッセンはソフトに履き替え、ミディアムのスタンダードセットで走行を終えた。ソフトタイヤでのベストラップは1分33秒975で、マグヌッセンは18番手につけた。ヒュルケンベルグはハードとソグトのセットを使い、ソフトタイヤで1分33秒448のベストタイムを記録して14番手につけた。午後のFP2ではヒュルケンベルグがソフトで1分31秒797を記録して13番手。ヒュルケンベルグはチームメイトと同様、プロトタイプのミディアムでスティントを走り、その後ソフトに履き替えて予選シミュレーションを行った。マグヌッセンは1分32秒169のソフト走行で17番手につけた。チェッカーまであと数分というところで赤旗が提示され、セッションは終了した。アルピーヌのピエール・ガスリーがデグナー2コーナーの立ち上がりで挙動を乱し、バリアに突っ込んだ。マグヌッセンとヒュルケンベルグは金曜日に合計94周を走行した。ケビン・マグヌッセン「僕たちにとってはベストなトラックじゃない。僕らのクルマの弱点として、このトラックには長い進入と立ち上がりが組み合わさったようなコーナーが多い。難しい週末になるだろうけど、いつも言っているように、とにかくベストを尽くすよ」ニコ・ヒュルケンベルグ「まだ良い金曜日ではあったけど、複雑だった。このトラックの特徴として、とても速く、流れるように長いコーナーがある。クルマの弱点が露呈してしまうけど、明日は何ができるか、一晩懸命に取り組むつもりだ」ギュンター・シュタイナー (チーム代表)「全般的に今日はいい一日だった。もちろん、パフォーマンス面ではまだわからないが、それはそれとして、それ以外はテストプログラムをこなした。それ以外はテストプログラムをこなした。スタッフはマシンの性能を最大限に引き出すことができたと思うし、プラクティスをしっかりこなして可能な限りの準備を整えることが、今一番重要なことだ」