ハースF1チームでチーフエンジニアを務める小松礼雄が、2018年F1開幕戦オーストラリアGPでの結果に“ガッカリさせてごめんなさい”と自身のTwitterで語った。冬季テストで速さを見せ、“ダークホース”として迎えた開幕戦。ハースF1チームは、チーム史上最高グリッドとなる3列目からスタートして、序盤は4・5番手でレースを進めた。
しかし、ピットストップで悲劇が待ち受けていた。4番手を走行していたケビン・マグヌッセンは左リアタイヤがうまく装着されておらず、サスペンションを壊してリタイア。続いてピットインしたロマン・グロージャンも同じトラブルでコース復帰した後すぐにマシンをストップ。わずか数分で2台揃ってリタイアとなった。今年ハースF1チームでチーフエンジニアとして3年目を迎える小松札雄は「メルボルンでは速さはあったけど、一番の目標だった完走があんな形で出来ず情けなかったです」とTwitterでコメント。「日本から応援に来てくれた人達、ガッカリさせてごめんなさい」「バーレーンでは必ずちゃんとレースして結果出します!」ハースF1チームは、左リアタイヤがうまく装着されなかったのはホイールガンのトラブルではなく、人為的なミスだったとしている。「当事者たちは自分に非があるということをわかっている。ホイールガン、ナット、ハブは2017年と同じだ」とハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーはコメント。「誰ひとりとして解雇されることはない。おそらく2016年の参戦以来、最も重要な2つのピットストップのプレッシャーがあまりに大きかったのかもしれない。今後も我々は同じクルーともっと頑張っていかなければならない」「クルマは非常に優れている。我々がバーレーンや他の場所に楽観的に向かうことができるのはそのためだ」OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "0ydGxzZTE6TMxTE-BRvYZ5D8R4WjFeNv");});