ジーン・ハースは、かつてF1参戦を目指したUS F1への個人的な投資話を断っていたことを明かし、その後F1にエントリーしたのは、スポーツへの見方が大きく変わったためだと述べた。US F1は、YouTubeの創立者チャド・ハーリーと、ハースのNASCARチームのメンバーだったケン・アンダーソンが立ち上げたプロジェクトで、2010年のF1参戦を承認されたにも関わらず、実体化することなく消滅してしまった。
US F1は、ノースカロライナにあるハースの施設を利用する予定となっており、その場所が2016年からハース・フォーミュラの拠点となる。しかし、ジーン・ハースは、以前話を持ちかけられたときはF1には乗り気ではなかったと述べた。 「ケン・アンダーソンとは少し前からの知り合いで、彼からUS F1プロジェクトについて聞かされた」とジーン・ハースは Forbes に述べた。「YouTubeのチャド・ハーリーという人物と一緒に少し見学した。彼はとても熱狂的になっていて、私を引き入れたがっていたが、あまり興味がないと断った」しかし、レッドブルのテクニカルディレクターだったギュンター・シュタイナーのアプローチによって考えが変わり、さらに2015年以降は他のチームからさまざまなパーツを購入できるようにカスタマーカールールが緩和されることもF1新規参戦の決め手になったとジーン・ハースは述べた。「ケン・アンダーソンと話をした1年ほど後だろうか。ギュンターから私とジョー・カスター(NASCARチーム副社長)にアプローチがあり、『あなた方はカスタマータイプの契約には興味があるか?』と聞かれた。非常にリーズナブルな価格でできるというので、その議論はしばらく続いた。その後、私はどちらかというと好奇心からレースを見るようになった」「もっと多くの人々がこれに挑戦しないことに驚いた。アメリカには大金持ちがたくさんいるのに“なぜ他のアメリカ人はやらないんだ?”と思った。関心を持つ者は多いが、誰もテーブルについて実行しようとはしない」
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