ロマン・グロージャンは、ロータスを離れ、2016年から新規参入するハースに移籍することにおいてリスクを冒したことを認めた。ロータスは、2016年からルノーのワークスチームとなるロータスで4シーズンを過ごし、10回の表彰台を獲得した。2010年に新規参入した3チームは、現在マノーしか残っておらず、これまで2ポイントしか獲得していない。そのマノーでさえ一度は破産申請をしている。
「なにを持っているかは常にわかっているけど、何を得られるかは決してわからないのでリスクはある」とロマン・グロージャンはコメント。「でも、それは人生でも同じことだ。何かを変えるとき、何があるかはわかっているけど、何を得られるかは推測になる」「欲しかった情報は少しあるのでギャンブルではないし、100%納得している」ハースは、フェラーリと技術パートナーシップを結び、エンジン供給を受けるが、シャシーはダラーラが責任を負う。ロマン・グロージャンは、ハースへの移籍によってフェラーリの関係は強化されることを認識しているが、それが決定の一番の理由ではないと主要する。「移籍によってフェラーリが僕のデータを見ることができるのは確かだ。以前よりも彼らと近くなっている」とロマン・グロージャンはコメント。「でも、フェラーリに行きたいからハースに行くわけではない」「アメリカチームというプロジェクトが気に入ったのでハースに行きたいと思ったし、ジーン(ハース/チームオーナー)とギュンター(シュタイナー/チーム代表)、彼らのF1に参入する方法が気に入ったんだ」「成功して、僕たちがメルボルンに着き、Q3に進むことができれば、それがどれくらい大きなことを想像している。僕はその一部になりたい」