2009年、フランスGPがF1カレンダーから消滅する可能性が高まった。フランス自動車連盟(FFSA)が、2009年フランスGPの開催支援を打ち切ることを明らかにした。FFSAは、来年の6月に予定されているマニクールでのレースが、「経済状況に関連した理由により」キャンセルされたとの声明を発表した。FFSAは今週、マニクールに代わって主催者となる可能性のある候補者と面会。その場には、バーニー・エクレストンも参加し、首都パリ近郊での開催に意欲をみせた。
マニクールは今年、大々的な改修計画を発表していたが、F1の最高権威であるエクレストンは、以前から人里離れたマニクールを気に入っていないことを公言している。FFSA会長のニコラ・デショーは、既にカレンダーからの消滅が発表されたカナダGPと同様に、フランスGPが2009年カレンダーへ復帰することは非現実的であると説明している。「もし、FFSAに変わるプロモーターが現れなければ、フランスGPは2009年のFIA国際カレンダーに掲載されないだろう」
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