フォース・インディアの副代表ボブ・ファーンリーは、6月のF1オーストリアGP以降に“Bスペック”マシンを導入する見込みであることを明かかにした。フォース・インディアは、サプライヤーの問題と風洞をトヨタの施設に変更するという決定のため、2015年F1マシン『VJM08』の製造が遅れた。ボブ・ファーンリーは、序盤の目標は、大幅なアップグレードが到着するまでとにかくポイントを獲得し続けることだと開幕戦で認めている。
当初は、モナコGPにアップデータされたマシンを導入することを期待していたが、その計画は変更になったとボブ・ファーンリーは述べた。「開発は順調に進んでいるが、おらそくオーストリアまでそれを見ることはないだろう」とボブ・ファンリーはコメント。「我々は大幅なアップグレードの導入を目指しており、それはBスペックカーだ」「やれる範囲内で進めた方がいいと感じた。改善できることを期待している」「我々をトップへ導くものだと言っているわけでではないが、我々がいるべき場所に戻してくれることを願っている」ボブ・ファーンリーは、モナコでのヨーロッパラウンドよりも、オーストリアで導入した方が意味をなすと考えており、風洞での開発を4月まで続けることになるだろうと述べた。「その後、テストでクルマを磨き上げる機会があるので、オーストリアはそれをするには良い場所だ」「大きな成果がでないだろうモナコのために急ぐよりも論理的だ」「モナコのあとはモントリオールなので、もう少し痛みを伴ってプログラムを成功させたほうが意味がある」「とにかく、風洞をうまく稼働させることに取り組んできた。人々にはわからないかもしれないが、ケルンへ移すのは大掛かりなプログラムだ」
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