最近、ケータハムが、ケルンにあるトヨタの風洞を使用していることが明らかになっているが、フォース・インディアも同施設を使用していることが明らかになった。以前、フェラーリが自社の風洞にトラブルが発生した際、開発をトヨタの風洞に頼っていた。最近、フェラーリのジェームズ・アリソンは「我々は、しばらくケルンの風洞は使っていない」と述べている。
Auto Motor und Sport は、マルシャに風洞をリースしているマクラーレンも、トヨタの施設を使用していると報道。そして、フォース・インディアもトヨタの施設を使い始めたという。「我々の風洞は、当初30%モデル向けには作られた。そのため、50%モデルには十分な余地がない」とフォース・インディアの技術責任者アンディ・グリーンは述べた。来年から、新たなコストカットが実施され、各チームはシーズンにつき1つの風洞しか使えなくなり、フォース・インディアはケルンを候補にあげていた。同紙によると、トヨタの風洞の使用料金は、週につき10万ユーロ(約1390万円)だという。