FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、アメリカと中国のワークスチームがF1のグリッドに加わることを望んでいると語った。FIA(国際自動車連盟)は、2017年シーズンから存在する10チームを超えて現在のパドックを拡大することに熱心だ。しかし、F1チーム側からは、追加チームが年末の収益分配にどのような影響を与えるかを懸念する声が上がっている。
F1市場は現在アメリカに広く広がっており、今年は3つのレースが開催される。マイアミは5月に開催され、今シーズン後半にはオースティンとラスベガスへの遠征が予定されている。一方、中国はアメリカと並ぶ世界有数の経済大国であり、ビン・スラエムはその可能性を利用したいと考えている。「私の夢はOEMによる完全なアメリカチームだが、中国からのOEMも見てみたい」とビン・スライエムはMotorsport-total.comに語った。「夢を持つことは誰にでも許される。しかし、それは実現可能なことでもある」「中国には14億人の人口がいて、道路を走る電気自動車の50%以上が中国製だ。これは事実です。大きな市場だ」F1は2026年により多くの電力を導入し、完全に持続可能な燃料の使用に向けて前進している。これによってF1に対する中国の関心がさらに高まることをビン・スライエムは望んでいる。「中国人はEVやハイブリッドに関しては真剣だ」とビン・スライエムはか当たる。「そして、一つ言っておkが、昨年のPUは正しい行動だった」「我々がそうしなかったら、アウディが参加してくれたと本当に思うか?それはPUが承認され、すべてのチームが署名した後でのみ起こった」「我々はスポーツの利益のためにそれを行った。そしてそれはドアを開けた。ホンダが来て、フォードが加わり、ポルシェが健闘している。ポルシェとF1の関係はまだ温かいと言えるだろう。これらすべてには正当な理由があって起こった」F1は中国の上海でもレースが開催されているが、新型コロナウイルス感染症のパンデミックのため、2019年以降は開催されていない。F1中国GPは2024年に復活する予定となっている。