FIAは、2011年のF1世界選手権に参戦するチームの募集を開始した。現在のレギュレーションでは、13チームまで参戦が可能となっており、USF1が参戦に失敗したことで新たに1チームの参戦枠が残されている。新規チームの選定基準には、資金力や技術力、人材、経験など、長期的な参戦が条件となっている。
FIAプレスリリースFIAは、2011年シーズン開幕時にFIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップの空席を埋める候補者を特定する新たな選考手続きを開始することを決定した。またFIAはこのような空席を埋める「予備」参戦者も数チーム確定させる。選考手続きは、2011年および2012年のチャンピオンシップに参戦できる能力のある候補者全員に対して行われる。チャンピオンシップに対する総法的な長期的関心度によって、候補者の選定を決定する。選考手続きに関する詳細は、適用される選考基準、期日、法的条件、その他の手数料1,000ユーロなどの条件を含め、2010年4月15日木曜日のヨーロッパ標準時午後5時までにFIA事務局に正式な意思表明を行った候補者に連絡される。申請手続きは期日前に意思表明を申請したときから開始される(期日に遅れた申請者はFIAの自由裁量によって認められる)。手数料は返金はできないが、FIAが本格的な申請を行なった者に請求する申請料から控除する。全ての申請者は、徹底的な適正評価を受けることになる。例として選考基準には以下の項目が含まれる:(a) チームの技術的能力とリソース(b) 参戦を可能にするための十分な資金調達と維持能力(c) チームの経験と人材(d) 候補者がチャンピオンシップ全体にもたらす価値に対するFIAの評価手続きの時期は、候補者の回答次第である。しかし、一例として、FIAは完全な申請は6月末までに提出され、適正評価後、2010年7月中に決定されるべきだと予想している。