F1レースプロモーターの大部分は、将来のF1エンジン案に対してボイコットする可能性があると警告している。F1チームとエンジンメーカーが2014年からV6ターボエンジンの導入に合意したことを受け、FIAは当初の2013年から4気筒エンジンを導入するという案を廃止する見込みとなっている。
だが、中国GPと韓国GP以外のレースプロモーターは、新エンジン規約にいまだ不満を抱いており、2014年以降もレブリミットが1万8,000回転のままでなければF1に代わってインディカーを開催するとの文書に署名した。先週ロンドンで行われたF1委員会の翌日付で出されたこの文書では、新しい規約でのエンジンサウンは「現行(V8)エンジン)と同じであるべき」だとしている。F1最高権威のバーニー・エクレストンは25日(土)、文書については承知しており、プロモーターの主張を支持していると SID通信 に述べた。この文書はAustralian Grand Prix Corporation(オーストラリアン・グランプリ・コーポレーション)のオフィスで作成されており、同会長のウォーカーは回転数の低いエンジンは「ブリキ缶が音を音をたてているよう」なものだと Express に述べた。「顧客の基盤を駄目にしたくはない。彼ら(FIA)にはサーキットでそんなものは走らせないと伝えた。サウンドはブランドの一部だ」またウォーカー、バーニー・エクレストンがプロモーター側を支持しているとも認めた。
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