スクーデリア・フェラーリは、今週末のF1エミリア・ロマーニャGPで、カルロス・サインツJr.のマシンにアップグレード版エンジンを踏むメタPU2を投入すると報じられている。カルロス・サインツJr.は、前戦オーストラリアの決勝で、スタートでアンチストールが働いて大きく順位を落とし、その焦りから早い段階でクラッシュを喫してリタイアでレースを終えていた。
スクーデリア・フェラーリは、カルロス・サインツJr.の車を修理することができたが、エンジンについては同じことは言えないようだ。formu1a.unoによると、フェラーリはサインツのパワーユニットに問題を発見し、イモラの車に新しいものを投入することを決定したおt報じている。イタリアの出版物は、フェラーリは何があっても変更を加えなければならなかったことを踏まえ「PU2の導入を進めるための予防策」として交換を決定したと伝えている。カルロス・サインツJr.のF1-75には「追加の馬力を保証できる強化されたICE」を備えたパワーユニットが搭載されると付け加えた。イモラが金曜日の夜に予選が行われるシーズン初のスプリントレースウィークエンドであることを考えると、エンジンはFP1以降に取り付けられる可能性があるという。フェラーリは当初、マイアミもしくはバルセロナまでアップグレード版エンジンを導入するまで待つと予想されていた。マイアミでは新しいERSが投入され、新しいMGU-K、バッテリー、コントロールユニットはスペインGPでデビューする予定とされていた。カルロス・サインツJr.にとっての朗報は、PU2がシミュレーターですでに「ポジティブ」な結果を示していることだ。さらに、「新しいハイブリッドは、信頼性パラメータに準拠して、電力の増加を保証するだけでなく、より多くの電気戦略を保証する必要がある」とというまた、カルロス・サインツJr.のPU1は修理されてプールに追加されて、将来の金曜日のプラクティスセッションで使用されるようだ。