フェラーリのF1チーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、過去数戦での不調が、マシンのバッテリーに設置された新たなFIAのセンダーが原因であるとの報道を否定した。序盤はチャンピオンシップをリードする勢いを見せていたフェラーリだが、シンガポールGPとロシアGPではメルセデスのルイス・ハミルトンが2連勝。セバスチャン・ベッテルは2戦とも3位で終えており、ハミルトンとのポイント差は50ポイントまで拡大。チャンピオンシップの可能性は薄れてきている。
特にシンガポールでのレースは、フェラーリがメルセデスに対してアドバンテージがあると考えられていたため、この結果はサプライズとして受け止められた。今シーズン開幕以降、ライバルチームはフェラーリのパワーユニットに疑いの目を向けており、GPSデータからもフェラーリがハイブリッドシステムを通してバッテリーからパワーをデプロイしている区間で大幅なアドバンテージを得ていることが示されていた。これを受け、FIAはアゼルバイジャンGPとモナコGPの間にフェラーリのマシンを調査。バッテリーにセンサーを搭載してモニタリングしている。フェラーリは、他のパワーユニットメーカーと異なり、バッテリーを1つのユニットではなく2つとして扱っているいるが、FIAはエネルギーのデプロイメントに違法性はないとしている。マウリツィオ・アリバベーネは、バッテリーに2つ目のセンサーが追加されていることを認めつつも、それがフェラーリが不調に陥った原因ではないと語った。「我々のバッテリーレイアウトは非常に複雑なものであり、FIAから作業の手助けとなるように協力するよう要請され、2つ目のセンサーも追加することに合意した」とマウリツィオ・アリバベーネは RTL にコメント。「だが、そのことによりマシンパフォーマンスの変化はない」新しいセンサーを追加したことで、直線スピードを失った可能性はあるかと質問されたマウリツィオ・アリバベーネは「直線でdのスピードとは無関係だ」とコメント。「シンガポールもロシアも我々の方が速かった。シンガポールでは我々が前にいたし、以前にも言ったように、ロシアではメインのライバルとほとんど変わらなかった」一方、マウリツィオ・アリバベーネは、2つ目のセンサーを追加したことがなぜ外部に漏れたのかに疑念を抱いていると語る。「2つ目のセンサーについて、公になったことが不思議でならない。言ったように、我々のバッテリーは非常に複雑だが、フェラーリの聡明なプロパティでもある。誰も2つ目のセンサーについて知っている。今後は我々のプロジェクトが全員に知らされることがないよう願っている。深刻な事態になりかねないからね」
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