フェラーリは、今週末のF1アゼルバイジャンGPにエンジンアップグレードを投入するという。F1モナコGPで1-2フィニッシュを達成したフェラーリだが、F1カナダGPではライバルのメルセデスが1-2フィニッシュで反撃した。La Gazzetta dello Sport は、2kmのロングストレート、370kmpの最速速後を誇るバクー・シティ・サーキットにフェラーリがアップグレードをもちこんだと報道。
同紙は、アップグレードは、技術責任者のマッティア・ビノットの元で進められているフェラーリの“アグレッシブな開発”の一部だと伝えている。F1アゼルバイジャンGPにエンジンアップグレードを投入するという決定は、テストベンチでの非常に優れた数値に基づいているという。フェラーリのこの行動は、F1カナダGPでメルセデスの逆襲を受けたメルセデスへの明白な挑戦だと元F1ドライバーのマーク・スレールは語る。「メルセデスは彼らがタイヤのウォームアップをコントロールできていることを証明しなければならない」「今週末、タイヤが特定の問題になるとは終わっていない。だが、バクーはモナコと似ているがはるかに速い」「ロングストレートがあるので、最強のエンジンがはっきりとしたアドバンテージになる。レッドブルには気の毒だがね」「フェラーリはあらゆるトラックで強い。常にタイヤに熱を入れることができる。なので、私はフェラーリが反撃する良いチャンスだと見ている」
全文を読む