フェラーリは、F1中国GPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが2位、キミ・ライコネンが5位でフィニッシュした。セバスチャン・ベッテル (2位)「1周目のことは、結局はレーシングインシデントだ。キミとダニール(クビアト)に挟まれてしまい、僕には行き場所がどこにもなかった。起きてしまったことについては本当に申し訳ないと思っている。同じ色のクルマ同士がぶつかるなんてあってはいけないことだ。キミも僕も2人ともレースを台無しにされてしまったし、残念だ」
「でも、結果的にレースを続けられた僕たちはラッキーだった。セーフティカーに助けられた面もある。キミはターン1でロックアップしていた。僕はインから彼をパスしようとした。その時ダニールは僕の後ろだった。彼の方がスタートが良くて、僕と同じ動きで横に並んできた。僕はキミをオーバーテイクしようとしていて、ダニールは僕をオーバーテイクしようとしていた。キミが左から戻ってきていて、僕は右から突っ込んできたクビアトに対応しようとした。ブレーキを踏んで、減速して下がろうとしたけど、どうしようもなかった。キミと接触してしまったのは残念だし、クルマもダメージを負ってしまった。でも、チームのリカバリーは素晴らしかった。落ち着いて対処して、セーフティカーが出た時にノーズを交換してくれた。全体的に僕たちには良いペース、良い戦略、素晴らしいピットストップがあった。1周目があんな状態だったことを思えば、これ以上は望めないくらいだ。ロシアではもう少しスムーズなレースになってほしいね!」 キミ・ライコネン (5位)「スタートでは何が起きたのかわからない。突然ぶつけられてスピンした。左フロントタイヤがパンクして、フロントウィングにダメージを負ったけど、ピットまで戻れることができた。ほぼ最後尾でコースに戻ってからはクルマが少しトリッキーだったけど、少しでも順位を取り戻せるようにベストを尽くそうとした。最初は少し苦戦したけど、徐々にポジションを取り戻していくことができた。5位は理想的とは言い難いし、僕たちの求めている結果ではないけど、あれだけのことがあったことを勧化れば、悲惨というほどではない。セブ(ベッテル)はあとで謝ってくれたし、彼がわざと僕にぶつかったのではないのは明らかだ。それでレースの結果が変わるわけではないけど、まだ長いシーズンの3戦目だ・・・」関連:F1中国GP 結果:ニコ・ロズベルグが開幕3連勝!
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