マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが2016年にフェラーリに移籍することはなさそうだ。二人は、キミ・ライコネンの後任候補に名前が挙げられているが、マックス・フェルスタッペンの父ヨスは「フェラーリからのアプローチはない」とコメント。「もし彼らが興味を持っていてくれるのあれば、それは素晴らしい賛辞だが、我々はレッドブルと契約している」
一方、ダニエル・リカルドは、F1公式サイトから“マネージャーがフェラーリのチーフと交渉する可能性はあるか”との質問に笑って次のように述べた。「僕のマネージャーは僕だよ」とダニエル・リカルドはコメント。「僕はいかなる交渉もしていない。他にも関心を持ってくれているチームがいるのは嬉しいことだ。でも、僕はトップチームにいる」だが、ダニエル・リカルドの前任者であり、同じオーストラリア出身のマーク・ウェバーは、もしレッドブルが2016年も今年と同じような状態であれば、そのときには再びダニエル・リカルドの移籍問題が話題になるだろうと考えている。「彼は驚くべき資質を備えている」とマーク・ウェバーは The Age にコメント。「現時点で彼は嵐の中にいるようなものだが、それを乗り越えてうまくやるだろうし、今後もより良いポジションに自分を置いていくだろう。そして、また勝利を重ね、F1タイトルだって狙っていけるだろう」「来年の中盤には、彼には何かしら決断を下すときがくるだろうね」