佐藤万璃音が、モトパークと契約し、2017年にF3ヨーロッパ選手権に参戦することが発表された。佐藤万璃音(18歳)は、2015年からイタリアF4に参戦。初年度は10位、2年目となる昨年は18位だったが、9月にイモラで開催されたレースで初勝利。2016年末の冬季テストではF3マシンをテストし、今回のモトパークからのF3ヨーロッパ選手権への参戦を決定づけた。
佐藤万璃音は「この2年間、僕はイタリアF4選手権でレースをしてきました。昨年の12月にポルトガルとスペインでいくつかのF3チームのマシンをテストしました。マネジメント、そして、家族と話し合い、2017年はFIA F3ヨーロッパ選手権でモトパークと一緒にフルシーズンを戦うことに決めました」とコメント。「シングルシーターのレース経験を積ませて僕を快く次のステップに送り出してくれたヴィンセンツォ・ソスピリ・レーシングのチームメンバー、そして、今年僕がフルシーズンを戦うことを受け入れてくれたチーム・モトパークに感謝しています」「FIA F3ヨーロッパ選手権でうまくやれれば、F1にジャンプアップできる可能性がありますが、それは非常にチャレンジングな選手権ということでもあります」「僕はルーキーということになりますし、簡単な仕事ではないことはわかっています。結果を出すことを急ぐのではなく、着実に経験を積んで、将来のためのポジティブなシーズンにしたいです」「今は3月のテストと4月の開幕戦が待ち切れません」モトパークのチーム代表ティモ・ランプカイルは「佐藤万璃音が我々と一緒に走ることを非常に嬉しく思う」とコメント。「最初に一連のテストを実施したのは2015年末だった。彼は本当にいいパフォーマンスをみせていた。それ以来、我々は定期的に連絡をとっていた」「彼は冬季テスト中にすでに素晴らしいスピードを示しており、我々は彼がルーキーイヤーに良い結果を出してくれると確信している」「それに再び日本の才能ある日本人を乗せることができて光栄だ! エキサイティングなF3シーズンを楽しみにしている」
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