FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、バクー市街地サーキットの完成がグランプリ開催に間に合うだろうと語った。 6月19日(日)に決勝レースが行われるF1ヨーロッパGPは、F1カレンダー初登場のアゼルバイジャンで開催される。舞台となるのは首都バクーに設置される高速の市街地サーキット。
チャーリー・ホワイティングは、10日(火)にサーキットやピット、パドック建設作業の最新の調査を行った。「サーキットの準備は整うだろう。至るところで設備の質を確認することができる。次にバクーを訪れるのは6月頭で、そのときには準備完了と言うことができそうだ!」 チャリー・ホワイティングは、バクーの旧市街を囲む壁の外側を周るタイトなセクションが1周の中でも最も見応えある部分になると予測。サーキット全体は高速のシンガポールと似た印象になると語った。 「魅力的なF1レースになるだろう。最も興味深いのはおそらくターン8からターン12だろう。だが、ターン12からターン15も面白い。特にターン15へのアプローチは見応えがある。ターン16からターン20の非常に長いパートは全開になりそうだし、ここも素晴らしい走りになることだろう! どこか別のサーキットと比較するとすれば、シンガポールだ。しかし、こちらの方がスピードはずっと速い!」