カルロス・サインツは、1月27日(水)にフィオラノでフェラーリの2018年F1マシン『SF71H』でコースイン。フェラーリのF1ドライバーとしてコースデビューを果たした。フェラーリは、フィオラノで2018年仕様のF1マシンを使用した5日間のプライベートテストを実施。今年マクラーレンから移籍したカルロス・サインツは、新しいチームに融合するための作業を進めている。
火曜日にフィオラノでフェラーリF1で新たなチームメイトとなるシャルル・ルクレールの走行を見守ったカルロス・サインツは、水曜日の朝にフェラーリ仕様の新しいデザインのヘルメットを着用してSF71HでフェラーリのF1マシンでの初走行に臨んだ。今回のテストはチームを移籍したカルロス・サインツにとって非常に貴重なものとなる。2021年のプレシーズンテストはわずか3日間しかなく、均等に走行機会を分担した場合、1日半しか新チームになれるための時間はない。2年以上前のF1マシンを使用したテストに走行制限はないため、カルロス・サインツは好きなだけ走行することができる。水曜日にプログラムを完了させたカルロス・サインツは、木曜日の午前中にも再びSF71Hのステアリングを握り、チームとマシンに慣れるためのプロセスを継続する。午後からはフェラーリのアカデミードライバーであり、今年ハースF1からデビューが決定しているF2チャンピオンのミック・シューマッハがマシンを引き継ぐ。ミック・シューマッハは、金曜日の午前中も再び走行を実施し、午後はフェラーリのテストドライバーであるカラム・アイロットがマシンを引き継いで5日間のプライベートテストを締めくくる。月曜日にはジュリアーノ・アレジ、マーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマンが走行しており、今回のプライベートテストでは合計7名のテストが参加する。 この投稿をInstagramで見る Scuderia Ferrari(@scuderiaferrari)がシェアした投稿