レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、2025年F1イギリスGPの予選で圧巻の走りを披露し、ポールポジションを獲得した。フェルスタッペンはQ3最後のアタックで完璧なラップをまとめ、マクラーレン勢のオスカー・ピアストリとランド・ノリスを抑えてグリッド最前列を手にした。Q3最初のランではピアストリが暫定ポールを獲得していたが、最終アタックでミスを犯してタイムを更新できず。一方、フェルスタッペンは1分24秒892というタイムでトップに立ち、ピアストリに対して0.103秒差をつけた。
ランド・ノリスは1分25秒010で3番手。最後の飛び込みではタイムを伸ばせず、地元ファンの前でフロントロウには届かなかった。4番手にはメルセデスF1のジョージ・ラッセルが入り、5番手にはフェラーリのルイス・ハミルトンが続いた。ハミルトンはQ3序盤ではピアストリに次ぐタイムを記録していたが、最終アタックでは更新できなかった。ハミルトンのチームメイトであるシャルル・ルクレールは6番手。7番手にはメルセデスの若手キミ・アントネッリが続き、8番手にはハースのオリバー・ベアマンが入った。なお、ベアマンはFP3での赤旗違反により10グリッド降格ペナルティを受けており、決勝は後方からのスタートとなる。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが9番手、アルピーヌのピエール・ガスリーが10番手と、トップ10を締めくくった。Q2敗退者ウィリアムズ勢は苦しい予選となり、カルロス・サインツJr.が11番手、アレクサンダー・アルボンが14番手でQ2敗退。レッドブル・レーシングの角田裕毅もタイムを伸ばしきれず12番手に終わった。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは13番手。ハースのエステバン・オコンは15番手で、トップ10進出はならなかった。Q1の波乱と敗退者Q1ではアルピーヌのフランコ・コラピントが最終コーナーでスピンしてバリアにクラッシュ。赤旗が提示され、コラピントは20番手でセッションを終えた。それ以外のQ1敗退者は、16番手にレーシングブルズのリアム・ローソン、17番手にキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、18番手にアストンマーティンのランス・ストロール、19番手に同じくキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグだった。なお、コラピントを除く全車が0.6秒以内にひしめく僅差の戦いとなった。2025年F1 イギリスGP 予選 順位・ラップタイム1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分24秒8922.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分24秒9953.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分25秒0104.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分25秒0295.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分25秒0956.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分25秒1217.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分25秒3748.オリバー・ベアマン(ハース) - 1分25秒4719.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分25秒62110.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分25秒78511.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) -  12.角田裕毅(レッドブル) -  13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) -  14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) -  15.エステバン・オコン(ハース) -  16.リアム・ローソン(レーシングブルズ) -  17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) -  18.ランス・ストロール(アストンマーティン) -  19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) -  20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) -  
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