F1イギリスGP予選:フェルスタッペンが逆転でポール獲得 角田裕毅は12番手

Q3最初のランではピアストリが暫定ポールを獲得していたが、最終アタックでミスを犯してタイムを更新できず。一方、フェルスタッペンは1分24秒892というタイムでトップに立ち、ピアストリに対して0.103秒差をつけた。
ランド・ノリスは1分25秒010で3番手。最後の飛び込みではタイムを伸ばせず、地元ファンの前でフロントロウには届かなかった。
4番手にはメルセデスF1のジョージ・ラッセルが入り、5番手にはフェラーリのルイス・ハミルトンが続いた。ハミルトンはQ3序盤ではピアストリに次ぐタイムを記録していたが、最終アタックでは更新できなかった。
ハミルトンのチームメイトであるシャルル・ルクレールは6番手。7番手にはメルセデスの若手キミ・アントネッリが続き、8番手にはハースのオリバー・ベアマンが入った。なお、ベアマンはFP3での赤旗違反により10グリッド降格ペナルティを受けており、決勝は後方からのスタートとなる。
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが9番手、アルピーヌのピエール・ガスリーが10番手と、トップ10を締めくくった。
Q2敗退者
ウィリアムズ勢は苦しい予選となり、カルロス・サインツJr.が11番手、アレクサンダー・アルボンが14番手でQ2敗退。レッドブル・レーシングの角田裕毅もタイムを伸ばしきれず12番手に終わった。
レーシングブルズのアイザック・ハジャーは13番手。ハースのエステバン・オコンは15番手で、トップ10進出はならなかった。
Q1の波乱と敗退者
Q1ではアルピーヌのフランコ・コラピントが最終コーナーでスピンしてバリアにクラッシュ。赤旗が提示され、コラピントは20番手でセッションを終えた。
それ以外のQ1敗退者は、16番手にレーシングブルズのリアム・ローソン、17番手にキック・ザウバーのガブリエル・ボルトレト、18番手にアストンマーティンのランス・ストロール、19番手に同じくキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグだった。
なお、コラピントを除く全車が0.6秒以内にひしめく僅差の戦いとなった。

2025年F1 イギリスGP 予選 順位・ラップタイム
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) - 1分24秒8922.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分24秒995
3.ランド・ノリス(マクラーレン) - 1分25秒010
4.ジョージ・ラッセル(メルセデス) - 1分25秒029
5.ルイス・ハミルトン(フェラーリ) - 1分25秒095
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分25秒121
7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分25秒374
8.オリバー・ベアマン(ハース) - 1分25秒471
9.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) - 1分25秒621
10.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分25秒785
11.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) -
12.角田裕毅(レッドブル) -
13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ) -
14.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ) -
15.エステバン・オコン(ハース) -
16.リアム・ローソン(レーシングブルズ) -
17.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー) -
18.ランス・ストロール(アストンマーティン) -
19.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー) -
20.フランコ・コラピント(アルピーヌ) -
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