アルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタスは、2022年F1開幕戦バーレーングランプリの予選で6番グリッドを獲得。馴染みの顔を並んで決勝スターティンググリッドに並ぶ。プレシーズンテストでは信頼性の問題で走行距離を稼げずにいたバルテリ・ボッタスだったが、アルファロメオF1チームはサヒールで強力なパフォーマンスを示しており、予選で6番グリッドを獲得した。
皮肉にも、バルテリ・ボッタスは、昨年までチームメイトだったルイス・ハミルトンと同じ3列目グリッドからレースをスタートする。自分をミッドフィールドチームのアルファロメオF1に追いやってメルセデスF1に加入したジョージ・ラッセルは2列後ろの9番グリッドに並ぶ。そして、バルテリ・ボッタスはセッションの後にトト・ヴォルフにメッセージを送り、日曜日にメルセデスF1の車とレースするのを楽しみにしていると伝えた。「彼は私に『明日あなたたちとレースをするのを楽しみにしている』とWhatsAppを送ってきたよ」とトト・ヴォルフは煽った。「彼がアルファロメオに移籍したことをうれしく思っている。彼はリードドライバーだ。私が理解している限り、彼は彼の素晴らしいパーソナリティをチームにもたらし、チームに活力を与えている」セッション後のパルクフェルメで、ルイス・ハミルトンはバルテリ・ボッタスを称えた。バルテリ・ボッタスは、予選パフォーマンスに満足しており、メルセデスF1時代のルイス・ハミルトンの隣でレースをスタートすることは「クール」だと語った。「僕たちは並んでスタートする。それはかなりクールだ」とバルテリ・ボッタスは語った。「彼に会ったけど、僕たちは両方とも笑顔だった。楽しいレースになるはずだ」「誰かバーレーンで僕がルイスと並んでスタートすると言っていたら、僕は受け取っていただろう」「でも、まあ、これが僕たちの旅の始まりであり、出発点だ。今、僕たちは前を見る必要がある。後ろではなく、前に見なければならない。それはエキサイティングなことだ」バルテリ・ボッタスのパフォーマンスは、過去2シーズンで意に反してグリッドのローエンドに車を並べていたアルファロメオF1チームにとって好転となった。「僕たちが実際にどこにいるのかを知る初めてのセッションだ」とバルテリ・ボッタスは付け加えた。「そうだね。それは僕をハッピーにしてくれている。それは僕に多くの希望を与えている。18番手でを終えていたら、登るのに少し大きな山だっただろう」「まだ山だけど、エベレストではない」バルテリ・ボッタスにとって、今回の予選6番手は、メルセデスF1時代のすべてにあたる101回連続Q3進出という記録を更新することになった。バーレーンで102回に到達したことは、アルファロメオF1に移籍したボッタスに強いインセンティブを与えた。「今朝、チームに今日は102回目の時間だと言ったけど、全員がそれに賛成していた。そうだね、素晴らしいことだね」