トヨタがF1撤退を決定したことで、2010年のF1参戦が現実味を帯びてきたザウバーチーム。ザウバーのチーム創設者であるペーター・ザウバーは、「我々は根気強く待っている」とスイスの“Blick”にコメント。FIAはトヨタのF1撤退を受け、トヨタのF1撤退が「13番目のエントリーの承認に直接関係する」との声明を発表している。
BMWが撤退を決定し、新コンコルド協定に調印できなかったザウバーには、補欠として14番目の枠が与えられている。ザウバーが2010年に参戦を継続させるには、既存チームが撤退するか、参戦枠が拡大されることが条件となっていた。BMWがF1撤退を発表したあと、カドバックがチームを買収することが発表されているが、正式な売却手続きは、2010年エントリーが正式決定したあとに行われるとみられている。