ルーベンス・バリチェロは、2011年もウィリアムズに残留することを確信しており、チームが彼を手放すのは間違いだと主張する。ウィリアムズ残留について「そう願っているよ。自然なことだと思っている」とバリチェロは語る。「もちろん、まだ契約にサインはしていない。他の誰とも話はしていない」
「ウィリアムズが他の人を考えているとしたら間違いだ。来年のプログラムはもう始まっているんだし、僕が乗らないのはもったいない」いつ頃、将来を確定させたいかと質問されたバリチェロは「休み前には決めたいね」と語る。ベテランのルーベンス・バリチェロは、今年ブラウンGPからウィリアムズに移籍した。シーズン序盤は苦戦を強いられたバリチェロだが、ヨーロッパGPでは4位、イギリスGPでは5位と調子をあげている。バリチェロは、ベストなドライビングをしていると考えており、ウィリアムズが契約を更新しない理由はないとみてりう。「今、僕に運転させないのは時間の無駄だと思うね。スピードに関して、僕はこれまで以上のパフォーマンスを発揮しているし、この自信がそのような変化をもたらしてると思っている」「レースに勝っていないのに、どうしてそんなにポジティブなの?という人もいる。チームとして、僕たちは表彰台に返り咲くためのものを生産すると信じているし、来年は優勝を狙えるクルマを造れるかもしれない」「僕たちは“慣れるため”の時間を経験した。楽しい時間だったよ。ある時、エンジニが『どんな感じだ?」と言ってきた。僕は『クソ素晴らしいよ!』と答えたんだ。正直に答えたんだけど、面白半分に受け取られてしまった。決して傲慢なコメントではないんだけどね」「誰よりも良くして欲しいとは思っていないけど、僕が信じているのは、僕が言っているのはクルマが良いフィーリングだということだ。そのあと、チームは仕事を続けて、トンネルの正しい方向に向っていることを証明した。エンジニアと話していることは調和しているし、改善するには本当に素晴らしい作業環境だよ」バリチェロは、来年ウィリアムズは勝てるクルマを得ることを期待しているが、予測することはできないと認めている。「F1に18年間いるけど、何が起こるかはわからないね。去年ブラウンがあのように勝てるチームになるなんて誰も言わなかった」「勝つためにはそれほど多くの変化は必要ではないんだ。エンジン面でもう少し、空力面でももう少し必要なだけだ」「いくつかのエリアで必要なダウンフォースを獲得するためにクルマの特性を少し変えるだけでいい。タイヤを働かせればいい。違うタイヤになるけどね。勝てるクルマに必要なのはもうちょっとのことなんだ」