元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、7月6日(土)にブラウンGPのF1マシン『BGP001』のステアリングを10年ぶりに握った。ブラウンGPは、2008年末にF1から撤退したホンダF1チームが買収して誕生。ホンダが2019年に投入する予定だった『RA109』にメルセデス製エンジンを搭載した『BGP001』は、ホンダの日本人エンジニアが考案したとされるダブルディフューザーを搭載し、圧倒的な強さをみせた。
2009年に17戦中8勝、5度のポールポジションを獲得してダブルタイトルを獲得。ジェンソン・バトンがワールドチャンピオンに輝いた。ルーベンル・バルチェロも2勝を挙げてランキング3位でシーズンを終了。ブラウンGPは2009年末にメルセデスに買収され、現在、タイトルを5連覇しているメルセデスAMG F1チームの母体となっている。ルーベンス・バリチェロは「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でBGP001を10年ぶりに走らせた。