2026年F1オーストラリアGPの予選Q2では、トップ10入りを懸けた攻防が繰り広げられ、セッション終盤まで順位が大きく入れ替わる緊迫した展開となった。フェラーリ、メルセデス、マクラーレンなど上位勢が順当にQ3進出を決める一方で、中団グループはわずかな差で明暗が分かれた。セッション序盤、フェラーリはQ1で使用したミディアムタイヤからソフトタイヤへ変更してコースイン。シャルル・ルクレールが1分20秒088を記録して暫定トップに立ち、まずは順調なスタートを切った。
しかしその後、メルセデス勢がペースを上げ、ジョージ・ラッセルが圧倒的なタイムを記録。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリも2番手に入り、メルセデスが主導権を握る展開となった。一方でルクレールはデプロイメントに問題を訴え、タイム更新に苦戦。Q1ではミディアムタイヤで速さを見せていたフェラーリだが、Q2では思うようにペースが伸びず、セッション中盤まで危険圏に近い位置での戦いを強いられた。残り4分を切ると、各チームが最後のアタックへ一斉にコースイン。ニコ・ヒュルケンベルグがタイムを更新して一時9番手へ浮上するなど中団の順位が大きく動き、ルイス・ハミルトンも6番手まで順位を上げて安全圏に入った。また、ガブリエル・ボルトレトがタイムを更新し、チームメイトを上回るラップを記録。マクラーレンも早めにピットへ戻り、2台ともQ3進出を確実なものとした。最終的にQ2で敗退したのは以下の6名。■ 11番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)■ 12番手:オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)■ 13番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)■ 14番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)■ 15番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)■ 16番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)メルボルンでのポールポジション争いは、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブル・レーシングなどが揃うQ3へと持ち込まれることになった。ラッセルが見せた圧倒的なペースを誰が止めるのかが、最大の焦点となる。