アウディのCEOであるマルクス・ドゥスマンは、2026年に最新のF1パワーユニットメーカーとしてグリッドに加わるときに、ドイツ人ドライバーとドイツでのレースを望んでいると語った。ドイツの自動車ブランドであるアウディは、新しいエンジンレギュレーションが施工される2026年からF1パワーユニットメーカーとしてF1に参加する計画を正式に発表。F1パワーユニットは、アウディのインゴルシュタット本社に近いノイブルクで開発される。
現在、F1カレンダーにドイツGPはなく、セバスチャン・ベッテルはシーズンの終わりに引退し、ミック・シューマッハはまだ2023年のF1シートが確認されていない。「我々はチームを決めていないので、ドライバーも決めていない」とマルクス・ドゥスマンは説明した。「ドイツ人ドライバーを起用できることを願っているし、ドイツでレースができることを願っている。 それが私が言えるすべてだ」同じフォルクスワーゲン・グループのブランドであるドイツに本社を置くポルシェも2026年からのF1参戦が確実視されているが、マルクス・ドゥスマンはアウディのF1エンジンの“ドイツ国籍”を強調する。「我々はドイツで事業を展開し、ポルシェが参入した場合、彼らは英国で事業を展開することになる。完全に分離されている」