アストンマーティンは、アンディ・コーウェルがCEOとしての職務と並行して、即時発効でチーム代表に就任することを発表した。また、組織再編の一環として、これまでチーム代表を務めていたマイク・クラックがチーフ・トラックサイド・オフィサーに就任する。よりフラットな組織構造への移行に伴い、2022年10月にCEOとしてチームに加わったコーウェルは、チーム代表に兼任し、チームの空力、エンジニアリング、パフォーマンス部門のトラックサイドおよびAMRテクノロジーキャンパスの両部門が彼に報告することになる。
2022年よりチーム代表を務めてきたマイク・クラックは、チーフトラックサイドオフィサーとして、引き続きレーストラックでマシンから最高のパフォーマンスを引き出すことに重点的に取り組む。AMRテクノロジー・キャンパスを拠点とするチームは、新たにチーフ・テクニカル・オフィサーに就任したエンリコ・カルディレが指揮を執り、チームは100パーセントの時間を新しいレーシングカーの創造という競争上の創意工夫の課題に集中することができる。エンリコは、新しいレーシングカーの設計、デザイン、製造を監督する。トム・マッカローは、チームの幅広いレースカテゴリーの拡大において重要な役割を担うリーダー職として、グループに残る。トムは、チームで11年間勤務し、コースサイドでのパフォーマンスに大きく貢献し、最近ではアストンマーティン・アラムコカラーで9回の表彰台に上った。2022年よりチーム代表を務めてきたマイク・クラックは、今後はチーフトラックサイドオフィサーの役割を担う。アストンマーティンF1チームのCEO兼チーム代表に就任したアンディ・コーウェルは「私はこの3か月間、我々のパフォーマンスを理解し評価することに費やしてきたが、このチームの献身、コミットメント、そして努力には非常に感銘を受けた」とコメント。「AMRテクノロジー・キャンパスの完成と、2026年に戦略的パートナーであるホンダとアラムコとともにフルワークスチームに移行することで、我々はチャンピオンシップを制するチームになるための旅路を歩み始めている」「これらの組織変更は、我々が計画してきた複数年にわたる計画の自然な進化であり、私は将来に非常に期待している」
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