アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、2026年F1開幕を前に行われたバーレーンテストについて「自分にとって最もスムーズなテストではなかった」と振り返りつつ、今季はトップ4チームによる「タイトな戦い」になるとの見通しを示した。バーレーン・インターナショナル・サーキットで実施された2回目のプレシーズンテストで、メルセデスは合計432周を走破し最多周回数を記録したが、信頼性面では課題も露呈。金曜午前には空気圧系のトラブルにより、アントネッリがコース上でマシンを止める場面もあった。
アントネッリはテスト最終日にメディアの取材に応じ、次のように語った。「ここバーレーンでのテストは、自分にとって最もスムーズなものではなかった。でも、それがテストというものだ。今のうちに問題を経験し、修正することが重要だと思っている。シーズン中ではなく、今起きたことはむしろ良いことだ」「チームはすでに問題を特定し、修正方法も見つけている。だからオーストラリアでは大丈夫だと思う。それ以外については、マシンのフィーリングはかなり良い。セットアップ作業も多くこなせたし、良い感触を得られている」そのうえで、ライバル勢についても言及した。「もちろん、他のトップチームもかなり良さそうだ。今朝のフェラーリは強く見えたし、昨日のマクラーレンも強かった。レッドブルも同様だ。トップ4はかなり接近していると思うし、タイトな戦いになるだろう」2025年にルーキーイヤーを戦ったアントネッリは、F1で2年目を迎える心境についても語っている。「昨年と比べて、今季はずっと準備ができていると感じている。もちろん僕たちには大きな期待があるけれど、他のトップチームも非常に強い」「今朝のフェラーリはとても競争力があったし、レッドブルも良い位置にいる。昨日のマクラーレンも非常に強かった。だからこそ、僕たちは自分たちに集中し、可能な限りパフォーマンスを引き出す必要がある」「メルボルンはもう目の前だ。テストはほぼ終わり、メルボルンでは本当のパフォーマンスを示す時になる」2026年F1開幕戦オーストラリアGPは、3月6日から8日にかけて開催される。トップ4による勢力図は、メルボルンで初めて明確になることになりそうだ。