スクーデリア・アルファタウリは、世界的な総合人材サービス企業『Randstad Italia』(ランスタッド・イタリア)との3年のパートナーシップ契約延長を発表した。両企業は未来を担う若い人材の育成に伴い、エンジニアリングや科学分野などF1のキャリアに必要不可欠となる専門分野の知識や技術を身につけるフォーミュラ・フューチャー・プログラムを継続する運びとなった。
2021年には同プログラムへ3000名以上に及ぶ志願者からの申し込みが集まり、その中から参加者として41名が選出された。現在では、プログラムを完了した参加者の90%がスクーデリア・アルファタウリのスタッフとして勤務している。また『Randstad』(ランスタッド)のロゴはドライバーのレーススーツ、チームスタッフの作業着並びにイタリアGP・オランダGP・マイアミGPのAT03に記載される予定だ。マルコ・チェレーザ(Randstad Italy, グループCEO)「この度、同じ価値観を共有し合えるスクーデリア・アルファタウリとのパートナーシップ契約を更新することができ大変喜ばしく思っております」ファビオ・コンスタンティーニ(Randstad, CEO, COO)「近年我々はモータースポーツ業界全体におけるエクスペリエンスを蓄積し、HRサービスにおいてかなり力を入れています。数年に渡りフォーミュラスポーツは教育分野の発展を試みており、我々は自動車業界において常に進化していくことを厭わず、必要不可欠なスキルの予測及びそれを可能にするシステムの開発に尽力していきたいと思います」フランツ・トスト(スクーデリア・アルファタウリ, チームプリンシパル)「Randstadとのパートナーシップ契約を延長することとなり大変嬉しく思っております。フォーミュラ・フューチャー・プログラムを含め我々は様々なHRプロジェクトにおいて親密に作業を継続しているため、今後3シーズンに渡る彼らの専門知識の提供はチームにとってかなり有益なものとなるでしょう」オテッロ・ヴァレンテ(スクーデリア・アルファタウリ, HRディレクター)「ここ3シーズンにわたるRandstadとの協力体制はスクーデリア・アルファタウリにとって相当価値あるものであり、チーム及びチームスタッフの成長において重要な役割を担っていました。今回の3シーズンのパートナシップ契約延長を心から喜ばしく思っております」