アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1アメリカGPの決勝レースを振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、10番グリッドからソフトタイヤでスタートした角田裕毅が9位でフィニッシュして2ポイントを獲得。ピエール・ガスリーはタイヤ交換直後にサスペンションが故障してリタイアに終わった。
「今日は裕毅がポイント獲得に値するファンタスティックなフィニッシュを達成してくれました」とジョディ・エギントンはコメント。「ファーストスティントまでソフトタイヤを上手く利用し、その後はハードセットでポジションの維持及びポイント獲得をして、上手くレースを運んでくれた」「悔しいことに、ピエールは、見たところサスペンションに問題が起き、それによりリタイアを余儀なくされた。これに関しては次のレースまでに確実に把握そして解決する必要がある。残念ですが、ピエールとチームは重要なポイントを失ってしまった」「全体的にパッケージはオースティンで高いパフォーマンスを発揮していたので、このフォームを継続し、コンストラクターズチャンピオンシップで5位を獲得できるようにすることが今の目標だ」