アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1ベルギーGPの予選を振り返った。ウェットのトリッキーなコンディションのなか、ピエール・ガスリーは順調にQ3まで駒を進めて6番グリッドを獲得。角田裕毅はQ1で敗退して17番手だったが、他のマシンのグリッド降格により、決勝を16番グリッドからスタートする。
「昨日のパッケージは十分周りと戦えるものだった。しかし、今日と明日の天気予報は変わりやすく、昨夜とFP3以降のセットアップの決定は簡単にはいかなかった」とジョディ・エギントンは語る。「それにも関わらずチームが今日またもや成長を遂げ、前進できたことをポジティブに思っている」「ピエールはこれまでの週末を通して全てのセッションで競争力を発揮しており、今日はQ3に進出して6番手を獲得してくれた。今日の難しいコンディションでもパッケージが上手く機能している事を証明してくれたと思う」「ユウキ側のガレージも進歩し続けているが、残念ながら予選のトリッキーなコンディションの中でベストラップをまとめることができず、Q1をくぐり抜ける事ができなかった。本来の目標はQ2だったので、チームにとっても残念ではある。明日のレースに期待している。天候は変わりやすい状況が続くと思うので、ユウキをミッドフィールドのバトルへ送り込むことに集中し続けていきたいと思う」
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