フェルナンド・アロンソは、2024年F1第8戦カナダGP初日のプラクティスでトップタイムをマーク。だが、金曜日のプラクティスセッションでは天候が安定せず、全車とも走行時間が限られていたため、土曜日に彼とアストンマーティンは「鋭敏」でなければならないと考えている。FP1では雨のため走行が遅れ、FP2でも天候が再び問題を引き起こした。セッションの序盤はトラックが乾き始めていたが、セッション後半に再び雨が降ったため、ほとんどのドライバーが最速ラップを記録したのはセッションの序盤だった。
フェルナンド・アロンソは、1分15秒810という自己ベストタイムをマークし、トップタイムを記録したが、2度のワールドチャンピオンは、学ぶべきことが多かった1日だったと認めた。「正直、コメントできることはあまりない」とアロンソはマシンから降りた後、語った。「誰もが難しい金曜日を過ごした。FP1でもFP2でも周回数が少なかった。ドライコンディションでもウェットコンディションでも適切な周回ができず、手探りの状態だった」フェルナンド・アロンソは、土曜日のカナダでのレースで「正しい決断」をする必要があると警告した。「でも、予選や決勝でもこのようなコンディションになるかもしれないので、それでも非常に有益な情報だ。データを少し分析し、明日は非常に鋭敏でなければならない。正しい判断をすれば5秒のタイム短縮につながるけど、間違った判断をすればレースから脱落することになるだろう」ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで新しく舗装された路面での走行から得られた情報について尋ねられたアロンソは「問題ないようだ。もちろん嵐の後なので、あまりきれいではない。かなり埃っぽいけど、同時にグリップ感もすごくいいから、新しい舗装は良いものだと思う」と答えた。「適切なウェットコンディションでテストする必要がある。アクアプレーニングやその他の問題がないか確認するためだ。外から見ている皆さんにとっては興味深い週末になるだろうけど、僕たちにとっては常にどのタイミングでどのタイヤを装着するかという賭けになるだろう。うまくいくかどうか見てみよう」