フェルナンド・アロンソ(アストンマーティンF1)は、2023年F1第8戦スペインGPの予選中にクルマのフロアを傷つけた後、2度目のミスがなければ、フロントローを獲得できたかもしれないと語った。アロンソは、Q1での1つのミスでフロアが損傷したままセッションを終え、Q3でのもう1つのミスでマックス・フェルスタッペンと並ぶフロントローの座を失う可能性があったと考えている。
アロンソは9番グリッドからホームレースをスタートすることになるが、これは今シーズンの予選で最悪のポジションだ。どの位置で予選を終えられたと思うかと質問されたアロンソは「2番手」と答え、2番手のカルロス・サインツJrとランド・ノリスの1分12秒7に匹敵するタイムを記録できたと考えている。「フロアはそのままでもそうだった2番手はいけたかもしれない。Q3ではターン10まで12秒7を出すつもりでいた。でも、またターン10のアウトでの濡れた部分に突っ込んでしまった」「だから、12秒7が2番手と3番手であることを知ったときは、驚いた。クルマにはかなりのペースがあるように見えるし、向けて楽観視しているのはそのためだ」アロンソは、最終コーナーでのミスをした自分に失望した。「Q1が今日のすべてを台無しにしてしまったかもしれない。ミスをしてまった」とアロンソはコメント。「最終コーナーでマシンのコントロールを失ったけど、サーキットの湿った部分に入ってしまったんだと思う。砂利がフロアを完全に破壊してしまった。それは非常に大きな代償となった」「プッシュラップではなくアウトラップだったので、さらに痛かった。だから、今日の自分のパフォーマンスにはがっかりしている。日曜日はもっといい走りができることを願っている」アロンソはその後、AMR23が「いくつかのコーナーで奇妙な動きをしていた」と語った。「でも、それが風だけなのか、トラックコンディションだけなのかは分からない」アロンソのダメージは、今年のすべての予選セッションでQ3に到達するという連続記録を妨げるものではなかったが、トップチームの非常に多くのドライバーが今日トップ10に到達できないのを見て驚いたと語る。「ルクレールがQ1敗退、ペレスとラッセルがQ2敗退という奇妙な予選だった。僕たちも苦労しました。だから、誰にとっても大変だった。僕の場合は、Q1のアウトラップでミスをして、すべてが台無しになってしまった」「でも、レースは明日だ。フロアにダメージがあったとしても、クルマはまだ競争力がある。だから、明日に向けてすべてをまとめれば、多くのポイントを獲得できると楽観視している」