40歳の誕生日を目前に控えたフェルナンド・アロンソは、2005年にベネトンでF1初優勝を成し遂げたような良いフィーリングでF1に向かい合うことができていると語る。今週の木曜日に40歳になるフェルナンド・アロンソは、同じく元F1ワールドチャンピオンで41歳のキミ・ライコネンに次いで2番目に年齢の高いベテランドライバーだ。
当然ながら年齢について質問されたフェルナンド・アロンソは、自分が感じているのと同じくらい身体的によく見せるために日焼けサロンに行くつもりだと冗談交じりに語った。40歳の大台を迎えうことについて「日焼けサロンにいって、髭を剃れば、とても若く見えると思うよ」とフェルナンド・アロンソは笑う。「まあ、ごく普通のレースになるだろう。僕にとっては変化ない」フェルナンド・アロンソはすでにF1から一度引退している。マクラーレンとの不遇の4年間に耐えたフェルナンド・アロンソは、2018年にF1を去り、トヨタからFIA世界耐久選手権に参戦してル・マン24時間レースを2回制している。今年、アルピーヌF1でF1復帰を決断したフェルナンド・アロンソは、プレシーズンの自転車でのトレーニング中に自動車と衝突する事故に見舞われ、上顎を骨折。必然的に準備に影響を与えた。「今年の初めの事故の後、最初の数レースでまだそれはスポーツへの復帰のストレスの一部だった。顎だけなく、肩についても心配していた。小さな小さな怪我をしていた。でも、今はスーパーフィットだ。200パーセントだ」と322回目のF1レーススタートとなる今週末のハンガリーGPに向けてフェルナンド・アロンソは語った。「来週は別の年齢になる。ケーキを食べるけど、それを除けば、ごく普通の週末になるだろう」「25歳のように感じているし、パスポートに書かれている数字は僕が感じているものではない」「F1の週末に誕生日を祝うのはとてもいいことだ。文句を言うことはできない。誕生日のお祝いを楽しみにしている。チームにはいくつかの計画があると思う」「ケーキを食べて少し祝うつもりだけど、重要な週末だし、レースに完全に集中している」「夏休み前の最後のレースであり、ブダペストでの良い形を継続したいと思っている」フェルナンド・アロンソは、アゼルバイジャンでのシーズンベストとなる6位を含め、過去5レースでポイントを獲得し、現在ドライバーズチャンピオンシップで11位につけている。フェルナンド・アロンソは、今シーズン終了後に顎のさらなる手術を受け、2月の暫定措置として設置された2枚のチタンプレートを取り除く予定となっている。