フェルナンド・アロンソは、ルイス・ハミルトンにとって2017年のF1ワールドチャンピオン獲得はライバルがいないため“簡単な仕事”だったと考えている。今年、ルイス・ハミルトンは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとタイトルを争っていたが、アジアラウンドでのフェラーリの自滅もあり、2レースを残して自身4度目となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。
フェルナンド・アロンソは、昨年はルイス・ハミルトンにはニコ・ロズベルグという強力なライバルがいたが、今シーズンは楽な戦いだったと考えている。「今年はライバルがいなくてとても楽なシーズンだったと思う」とフェルナンド・アロンソはルイス・ハミルトンのタイトル獲得についてコメント。「去年は最終戦までニコと戦っていた」フェルナンド・アロンソは、カナダでマクラーレン MCL32をF1で“ベストシャシー”だと称しており、ルノーのパワーユニットを搭載する2018年は、ルイス・ハミルトンを苦しめられることを期待している。「今年はあまりに簡単だった」とフェルナンド・アロンソは繰り返す。「メルセデスは残り4戦でコンストラクターズチャンピオンを決めたし、ハミルトンは残り3戦でドライバーズチャンピオンを獲得した」「マクラーレン・ルノーが、彼らにとってのこの簡単な時間を変えられることを願っている」フェルナンド・アロンソは、F1メキシコGPでエンジン交換によるペナルティで後方グリッドからのスタートだったにも関わらず、10位入賞を果たして1ポイントを加点した。「良かったと思う。全体的に後方からスタートしてポイトでフィニッシュすることは僕たちにとって良い目標だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「週末を通してスピードがあったし、クルマのフィーリングはずっと素晴らしかった。レースを通してハンドリングもバランスも良かった」フェルナンド・アロンソは、レース終盤に9位をかけてルイス・ハミルトンとバトルを演じた「彼は分っていると思う。マクラーレンがコーナーでいかに強いかもね。今日もそれを目にしたはずだ」「来年は僕たちが彼をもう少し手こずらせることができることを願っている」