フェルナンド・アロンソは、マクラーレンは2017年F1タイヤテストに参加しないことによって好機を逃したと感じている。メルセデス、フェラーリ、レッドブルの3チームは、ピレリの2017年F1タイヤの開発を助けるための24セッションに参加するという判断を下した。だが、マクラーレンは、2017年F1マシンに全てのリソースを集中させ、プログラムの分割をさけたい考え、関与しないことを選択した。
ピレリは、テストに参加するチームがアドバンテージを得ることはないと主張しているが、フェルナンド・アロンソは、マクラーレンが遅れをとったと考えている。「そうだね。常に学ぶことはあるし、タイヤについてフィーリングを得ることができる」とフェルナンド・アロンソはコメント。「たとえ古いクルマであっても、チームはタイヤの挙動やタイヤの気流を学ぶことができたと思う」「それは彼らが言っていないことだ。彼らはアドバンテージを得ているからね。でも・・・彼らはアドバンテージを得ている」ニコ・ロズベルグは、先週バルセロナで2017年F1タイヤを初テスト。しかし、天候によって60周に制限された。「彼らがどのようなことを考えているか、どのようなことを計画しているかを洞察できたのは有益だった」とニコ・ロズベルグはコメント。「タイヤのフィーリング、クルマの限界、バランスなどもね」「興味深かったよ。まだ初期だけど、有益な洞察が得られた」「グリップが増えているのでフィーリングはいいし、オーバーヒートも少ないし、現在の制限も全て少なくなっているので、あれで走るのは楽しいだろう」これまでメルセデスのテストの大部分を担当しているパスカル・ウェーレインも、クルマに乗る時間は重要だったと述べた。「パフォーマンスに関して、タイヤは速くなっている」とパスカル・ウェーレインはコメント。「新車でどうなるか見てみなければならない。僕たちは2015年のメルセデスでしか走っていないからね。最終的に相関関係を判断するのは難しい」「でも、今年のタイヤと比較できたし、僕が言えるのはタイヤは間違いなく速くなっているということだ」「来年のクルマ次第だ。それにピレリはまだ来年のコンパウンドを決定していない」
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