バルセロナでの公式テストでクラッシュを喫したフェルナンド・アロンソは、26日(木)から同地で開催される2015年最後のプレシーズンテストを欠席するかもしれない。 現在、フェルナンド・アロンソは、バルセロナの病院に入院して回復に努めている。だが、フェルナンド・アロンソのマネジャーを務めるルイス・ガルシア・アバドによれば、アロンソはさらに病院にとどまる必要があるかもしれない。
ルイス・ガルシア・アバドは「全てが問題ないことを確認するため、彼は当分の間ここ(病院)にとどまり、その後ここを出て通常の生活に戻る」とコメント。「衝撃はきわめて大きかったので、全てが問題ないことを確実にしなければならない。そのため、私には1日なのか、それとも2日〜3日以上かかるのか言うことはできない」 マクラーレン・ホンダもフェルナンド・アロンソが次回のテストを欠席する可能性があることを認めている。だが、ルイス・ガルシア・アバドは、フェルナンド・アロンソがすでにマシンに戻りたがっていると伝えた。「フェルナンドはとても良い状態で、きわめて楽天的だ。我々は彼をとどめておくのに苦労している」 フェルナンド・アロンソが今週のテスト参加に向けて十分な回復を遂げる見込みをルイス・ガルシア・アバドは否定していない。 「医師が何と言うかによるが、今重要なのは2月のバルセロナテストで勝つことではなく、11月までチャンピオンシップを戦える状態であることだ」 一方、Auto Motor und Sport は、今回のクラッシュに関して、結果として様々な憶測を生むことになったマクレーンの広報活動を非難している。「フェルナンド・アロンソのア事故は、F1がまだ広報活動のレッスンを必要とすることを示している。マクラーレンの沈黙のポリシーが推測の先走りを許した。オープンなコミュニケーションによって、問題をストップすることができたはずだ」