フェラーリを離脱することが決定的だとされているにも関わらず、フェルナンド・アロンソの去就についての発表が遅れている。F1日本GPの週末、セバスチャン・ベッテルがレッドブルから離脱することを発表。行き先はフェラーリだとされている。La Gazzetta dello Sport は、フェラーリの社長セルジオ・マルキオンネが、フェルナンド・アロンソの離脱とセバスチャン・セバスチャン・ベッテルの加入という2大発表をするために今週末のオースティンに向かうと報じている。
だが、フェルナンド・アロンソのマフェラーリ離脱にはどうやらもっと複雑な事情が含まれていそうだ。Auto Motor und Sport は、によると、問題の要点は、セバスチャン・ベッテルがすでにフェラーリと2015年の契約を済ませている一方で、フェラーリがキミ・ライコネンとフェルナンド・アロンソとの2015年の有効な契約を持っていることにあるようだ。発表が遅れている原因は、フェルナンド・アロンソとの契約をいかに解除するかにあるという。フェルナンド・アロンソが、自らプラグを引き抜けば、マクラーレン・ホンダに行こうが休養を取ろうがそれは自由だ。しかし、フェラーリ側から法的に契約を取り消せば、フェラーリは、2009年末にキミ・ライコネンとの契約を早期終了したときと同じように、フェルナンド・アロンソに数千万ユーロもの違約金を支払わなければならなくなる。「アロンソに選択権があるとされている。(2015年もフェラーリで)ドライブするか、契約解除を受け入れるかだ」と同誌は述べた。「しかし、フェラーリはそれを望んでいない。自らチームを去りたがった者に、金を払う必要がどこにある? 彼が走ることはあり得ない。彼らにはベッテルとライコネンという2人のドライバーがすでにいるのだから」「調停のための話し合いにこれまで進展は見られなかった。両者とも裁判で争うことは避けたがっており、静かな和解を望んでいる」
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