フェルナンド・アロンソは、今後のグランプリのトラックはF14 Tに適しているため、フェラーリはこれまでのような悪い状態ではないと考えている。フェラーリは、先週のF1バーレーンGPで、優勝したメルセデスから30秒遅れで、フェルナンド・アロンソが9位、キミ・ライコネンが10位とここまでの2014年シーズンで最も期待はずれなレースを耐えた。
フェラーリは、コンストラクターズ選手権で首位のメルセデスから78ポイント差をつけられている。フェルナンド・アロンソは、序盤のレースでフォース・インディアやウィリアムズと下位を争うのは“嬉しいことではなかった”が、サキール・サーキットの特性は、フェラーリの直線スピード不足を際立たせるものだったと述べた。「このトラックは最悪なトラックのひとつだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちは、このような特性のいくつかで失っているし、中国、バルセロナ、モナコではもっと競争力があることを期待している。今後のいくつかのサーキットでは表彰台を獲得する必要がある」「良いことではない。追加のスピードを持ち、他と戦えるようになりたいけど、現時点では、その点に関しては失敗している」「でも、いくつかのサーキットでは強い点がある」「次の2つのグランプリで、僕たちが(ニコ)ヒュルケンベルグやウィリアムズ勢よりも速ければ、“フェラーリがコーナーで持っているスピードを逃している”と言えるだろう」フェルナンド・アロンソは、フェラーリは今週の2日間のテストを上位勢とのギャップを縮めるために使うと主張した。「サーキットによるし、僕たちはシャシー面、空力効率、パワーなど全てのエリアで改善していく。多くのことがある」「正直、僕たちはバーレーンでは至るところでほんの少しパフォーマンスを失っていた。特にトップスピードでね。僕たちは力強いポジションにはいないけど、最大限を尽くした」「チーミは素晴らしかったけど、パフォーマンスに関しては現時点で望んでいるポジションにいないので、とにかく働く必要がある」