フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、F1ハンガリーGP後のフェルナンド・アロンソの発言を非難した。ルカ・ディ・モンテゼーモロがアロンソのどの発言に言及しているかは明らかになっていないが、フェルナンド・アロンソを公に非難するのは初めてのこと。7月29日に誕生日を迎えたフェルナンド・アロンソは、プレゼントに速いマシンが欲しいとイタリアメディアに語っていたと報じられている。
また、F1ハンガリーGPを5位で終えたフェルナンド・アロンソは、英語圏のジャーナリストに最近のレースでフェラーリが導入した新パーツが機能していないと話したと伝えられている。公式サイトに掲載された記事で、フェラーリはルカ・ディ・モンテゼーモロは「悪い結果の直後だったことは理解できるが、誰の役にも立たないような軽率な感情を露わにせず、結束を固める必要がある」とコメント。 フェラーリによると「これはフェルナンド・アロンソの最新コメントに言及したもので、モンテゼーモロにも、チームの誰にも受け入れがたいものだった」としている。ルカ・ディ・モンテゼーモロは「フェラーリをドライブしてきたすべての偉大なるチャンピオンたちは、常に自分よりもチームの利益を考えることを求められてきた」とコメント。「今は冷静になり、反論を避け、謙虚な気持ちを示し、自分なりに貢献をする決意を固め、チーム、そしてトラックやそれ以外で働くチームの人々と足並みを揃えるべきだ」先週末のハンガリーでは、フェルナンド・アロンソのマネジャーがレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーと面会していたことが発覚。2014年に空席となるレッドブルのレースシートにアプローチしているのではないかとの憶測が浮上している。