ハイメ・アルグエルスアリは、トロ・ロッソとレッドブルの間の“問題”によって今年のF1シートを失う危険性があったことを明かした。トロ・ロッソは、2010年のドライバーラインナップに関してハイメ・アルグエルスアリとペイドライバーの入れ替えを検討していると噂されていた。セバスチャン・ブルデーの後任としてシーズン半ばでF1デビューすることになったアルグエルスアリだが、彼のキャリアが危険に晒されるとは思わなかったと語る。
「僕はレッドブル、そしてディートリッヒ・マテシッツと契約していた。僕は彼らの将来のプロジェクトだったし、すぐにデビューさせて次のシーズンで追い出すことが彼らにとっては意味のないことだとわかっていた」「唯一の困った状況は、トロ・ロッソがレッドブルと経済上、そして契約上の問題を抱えていたことだ。でも、僕はただ冷静に仕事を続けていたよ」今年、チームメイトのセバスチャン・ブエミと比較して明確な進歩を遂げたアルグエルスアリは、できるだけ早く完全に競争力のあるクルマに乗りたいと考えていることを認めている。「レッドブルは勝てるクルマを持っているし、僕はそのようなクルマを得るために戦わなければならない」「僕は学んでいることころだし、レッドブルのクルマに乗って、彼らとワールドチャンピオンに勝てたら素晴らしいだろうね」