アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、過去5戦で2度のポイントフィニッシュしかできていないが、予選パフォーマンスは向上しており、“パニックに陥る必要はない”と主張する。シーズン序盤、キミ・ライコネンは一貫してアルファロメオ・レーシングに一貫してポイントをもたらし、コンストラクターズ選手権での順位に貢献してきたが、夏休み以降はトップ10フィニッシュを果たせていない。
一方、アントニオ・ジョビナッツィは、夏休み前にF1初ポイントを獲得し、イタリアでは9位、シンガポールで10位でフィニッシュし、予選パフォーマンスも向上させている。「パニックに陥る必要はない」とフレデリック・バスールはコメント。「毎回、シナリオは異なる。我々が予選で1秒遅れているならば非常に心配するが、そのようなストーリーではない」「レースを管理するのは難しいが、予選よりもレースの方がパフォーマンスを見つけるのは簡単だ」「例えば、スパでは我々はターン1で5番手だったし、モンツァではQ3に進出した。プラスマイナス0.1秒のときもあるし、状況は完全に異なると感じることもある。そこに常に注意する必要がある」「我々は予選で7番手、もしくは8番手のチームだが、0.1秒だ。おそらく我々は0.1秒良い仕事をできるはずだ」ハースF1チームと同じようにアルファロメオ・レーシングもレース条件での最適なペースにおけるピレリタイヤの理解に苦労していることを認める。「何が悪いのかを知るのは難しい。レース全体で一貫性を保つことに苦労しているし、それが過去2~3戦の問題だったと思う」とフレデリック・バスールは付け加えた。「トラックレイアウトや温度次第で、正しいウインドウに入るときもあれば、そうでないときもある」
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