角田裕毅は、2025年末にレッドブル・レーシングのレースシートを失い、2026年シーズンはレッドブルのリザーブドライバーとして活動している。その角田裕毅がサンフランシスコで行われたショーランの場で「今季チャンピオンになる」と大胆な発言を行い、会場を沸かせた。イベントでは、セバスチャン・ベッテルが2011年にタイトルを獲得したRB7をドライブ。マリーナ・ブールバードを走行し、詰めかけた観客の歓声を浴びた。
イベント中、2026年のワールドチャンピオンは誰になると思うかと問われた角田裕毅は、こう答えた。「シーズン途中、もしくはできるだけ早くマシンに乗って、僕がチャンピオンになる」この発言に観客は大歓声で応え、司会者も「角田がシートを取り戻すぞ!」と会場を煽った。だが、その後イベントは思わぬ形で中断することになる。角田裕毅がドーナツターンを行った直後、RB7のリア部分から出火した。角田裕毅は自力でマシンから脱出。現場に駆け付けたチームスタッフとマーシャルにより、火は速やかに消し止められた。負傷者は報告されていない。レッドブルの広報担当者は次のように説明している。「長時間のデモランの後、角田は2011年型RB7で通常のバーンアウトを実施した。排気系が過熱し、マシン後部に引火した。火災は現場のマーシャルによって迅速に消火され、負傷者はいない」なお、この2011年型マシンは過去にもショーラン中に炎上したことがあり、2014年にロシアで行われたイベントではアレックス・リンがドライブ中に同様のトラブルが発生している。レースシートこそ持たない立場となった角田裕毅だが、その存在感は健在だ。走行前に飛び出したユーモラスな王者宣言、そしてトラブル後も冷静に対応した姿は、多くのファンの記憶に残る一日となった。2026年シーズン中の復帰が実現するのか、今後の動向に注目が集まる。
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