角田裕毅は、2025年F1ベルギーGPの予選で7番手タイムをマーク。レッドブル・レーシング移籍後の最高位となった。第3戦日本GPからリアム・ローソンに代わってレッドブル・レーシングに加入した角田裕毅。同チームでのこれまでの最高位は第5戦サウジアラビアGPでの8番手だった。
スプリントフォーマットで開催されているベルギーGPでは、スプリント後にパルクフェルメが解除され、マシンに手を加えることが可能に。このタイミングでレッドブルは角田裕毅のRB21に新しいフロアを投入。このフロアは現在マックス・フェルスタッペンに搭載されている最新バージョンではないが、それに限りなく近い仕様だという。とは言え、これまで「2段階遅れ」のパッケージで走っていた角田裕毅のマシンにとっては大きな進歩だ。新品ソフトを5セット残して予選に挑んだ角田裕毅。Q1で1分41秒840をマークして13番手で通するとQ2では1分41秒254で5番手タイムをマーク。Q3進出は第6戦マイアミGP(10番手)以来、7戦ぶりとなる。今季ではレーシングブルズ時代の2回を合わせて6回目のQ3進出となる。Q3では1分41秒284とQ2タイムを上回ることはできなかったが、レーシングブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソンを上回った。4番手のマックス・フェルスタッペンとの差は0.381秒だった。スパ・フランコルシャンでの自己ベスト予選順位も更新。これまでの最高は2023年の11番手だったレッドブル・レーシング創設以来チーム代表を務めてきたクリスチャン・ホーナーが解任され、ローラン・メキース新体制での初陣となったベルギーGP。久々のダブル入賞が見えてきた第1戦 オーストラリアGP予選:5番手(Q3)タイム:1:15.670(ポール差+0.574)第2戦 中国GP予選:9番手(Q3)タイム:1:31.638(ポール差+0.997)第3戦 日本GP予選:15番手(Q2)タイム:1:28.000(ポール差+1.017)第4戦 バーレーンGP予選:10番手(Q3)タイム:1:31.303(ポール差+1.462)第5戦 サウジアラビアGP予選:8番手(Q3)タイム:1:28.204(ポール差+0.910)第6戦 マイアミGP予選:10番手(Q3)タイム:1:26.943(ポール差+0.739)第7戦 エミリア・ロマーニャGP予選:ノークラスタイム(PL扱い)タイム:不明(ポール差不明)第8戦 モナコGP予選:12番手(Q2)タイム:1:11.415(ポール差+1.461)第9戦 スペインGP予選:20番手(Q1敗退)タイム:1:13.385(ポール差+1.839)第10戦 カナダGP予選:11番手(Q2)タイム:1:12.102(ポール差+1.203)第11戦 オーストリアGP予選:18番手(Q1敗退)タイム:1:05.369(ポール差+1.398)第12戦 イギリスGP予選:12番手(Q2)タイム:1:25.826(ポール差+0.934)第13戦 ベルギーGP予選:7番手(Q3)タイム:1:41.284(ポール差+0.722)
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