角田裕毅は、中国GPで早くも2基目のパワーユニットを投入。2025年のF1世界選手権で早期トラブルに見舞われた2人目のF1ドライバーとなった。前戦オーストラリアのプラクティスセッションでオリバー・ベアマンがクラッシュしてしまったことで、ハースF1チームはベアマンのパワーユニットの部品を交換せざるを得なくなり、これにより、ベアマンは残りのキャンペーンで後手に回ることになってしまった。
ベアマンのシステムでは、新しい内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、そして新しいエキゾーストが必要だった。ギアボックスも変更された。レーシングブルズのドライバーである角田裕毅は、今週末の中国GPの上海インターナショナル・サーキットでの最初の、そして唯一のプラクティスセッションの後にこれに続いた。ベアマン同様、角田裕毅も新しい内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、そしてエキゾーストを搭載した。理由はまだ不明である。今年、主要な各要素であるICE、TC、MGU-H、MGU-Kは、グリッド・ペナルティが適用される前にそれぞれ4基まで使用できるが、これは昨シーズンが3基だったのに比べると増加している。しかし、コントロールエレクトロニクスとエネルギーストアは2基までしか使用できないという状況に変わりはない。3基目を使用するとグリッドペナルティが科せられる。