角田裕毅は、将来レッドブルでF1のシートを獲得するチャンスがあると考えている。RBで印象的かつ安定したパフォーマンスを見せているにもかかわらず、角田裕毅はレッドブルのシニアチームから継続的に見過ごされているようだ。現在解雇されたダニエル・リカルドは、当初は不振のセルジオ・ペレスのバックアップオプションとしてRBに引き入れられた。
一方、リカルドの後任であるリアム・ローソンは、レッドブルのシート獲得に向けた順番で、角田裕毅を追い越したようだ。すでにレッドブルでレースをする資格があると思うかと尋ねられた角田裕毅は、F1.comの取材に対し、「過去のことはわかりませんが、今年に関してはそう思います」と答えた。24歳の角田裕毅は、今シーズン、RBがコンストラクターズ選手権で6位をキープできるよう34ポイント獲得に22ポイント貢献した。レッドブルのシートに関する憶測が絶えないことについて、角田裕毅は残りの6レースへの取り組み方に影響は「ゼロ」だと主張している。「ある意味で慣れてしまったと言ってもいいでしょう。これまで1年を通してずっと噂されてきたことですから、正直なところ、それについて話す意味はないと思います。僕としては、やるべきことをやり、集中して自分自身を向上させるだけです」「この環境はパフォーマンスがすべてですから、自分が改善すべきことに集中するだけです。 今はチームのためにポイントを獲得し、良いシーズンにすることが一番の目標です」「僕としては、コンストラクターズ選手権で6位以内に入ることが目標です。 チームとして過去に達成したことがないので、クールな結果になると思います」2025年にレッドブルのドアが開いていると思うかと尋ねられた角田裕毅は、「わかりません。そうだと思いますが、それは間違いなくパフォーマンス次第です」と答えた。「僕たちのチームで見たように、常にパフォーマンスが関係しています。もし僕が良いパフォーマンスを見せれば、彼らもそれを見てくれるでしょう。わかりません。僕にはわかりません。いずれにしても、僕はそれをコントロールできません」今週末のアメリカGPでローソンが新たなチームメイトとして加わることについて、角田裕毅は「チームメイトが変わるのは初めてではないので、まったく新しい環境だとか、特にプレッシャーを感じるということはありません。プレッシャーは常にありますから、これまでと同じようにやるだけです」と語った。「僕は運転が好きですし、レースを楽しんでいます。集中を維持し、エンジニアたちと協力して、チーム全体で僕たちのマシンをより良くしようとしています。僕はある意味で、このような環境が好きですし、今この瞬間を楽しんでいます」