角田裕毅は、2023年F1第20戦メキシコGPの決勝を12位で終えた。パワーユニット/ギアボックスのパーツを使用基数制限を超えて導入したことで“バック・オブ・ザ・グリッド”ペナルティで18番グリッドからスタートした角田裕毅はポイント圏内を走行。
だが、赤旗リスタート後の49周目に前を走行していたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とターン1で接触してスピン。16番手まで後退し、最終的に12位でレースを終えた。レース後、角田裕毅は「マシンのペースは良かったし、週末を通して良く走れました。残念でした」とF1TVにコメント。ピアストリの接触はレーシングインシデントだと思うかどうかと質問された角田裕毅は「ノーコメント」とコメントを控えた。角田裕毅「チームとダニエルのポイント獲得を祝福します。マシンのペースは期待通りだったので、ピアストリとのアクシデントは残念でした。ハードコンパウンドでのスティントには満足していまっし、アクシデントがなければ8位にだったと思います。強かったし、マシンの良さを示すことができました。他のマシンについて行くのは難しいので、後半になるとタイヤが苦しくなってきて、できるだけ早くオーバーテイクしたいと思いました。集団の最後尾に落ちすことになってしまったアクシデントについては、本当に申し訳なく思っている。このトラックは僕たちのマシンによく合っていたし、ブラジルは低速コーナーが多いので、同じようなポテンシャルとチャンスがあることを期待している。残りのレースでトップ10を目指して戦えることを願っています」