角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)が、2022年F1第13戦ハンガリーグランプリへの意気込みを語った。スクーデリア・アルファタウリは、前戦フランスGPでAT03に大規模アップグレードを投入。角田裕毅は予選でQ3進出を果たして8番グリッドを獲得したが、決勝ではオープニングラップでの事故によってリタイアを余儀なくされた。
それはレースディスタンスでアップグレードを評価する時間が削られたことを意味するため、ハンガリーグランプリではより理解を深めてパフォーマンスを引き出したいと角田裕毅は語る。「フランスの週末は、主にダウンフォースを増やすことを目的としたビッグアップデートを導入したため、チームにとって重要でした。金曜日のフリープラクティスには明確な改善の兆しが見られ、予選のパフォーマンスに満足し、Q3に進出できたので、進歩しているように感じました」「しかし、オコンがヒットしてきて、僕のレースは台無しになりました、続けようとしましたが、結局、ダメージはひどくて、リタイアしなければなりませんでした。また、それはレースディステンスでの車の変化を評価するのが難しいことを意味しました」「リカールのような速いサーキットから非常に遅くて曲がりくねったハンガロリングに行くのは大きなコントラストです。そして、今週末は、アップデートがどのように機能するかについての知識を深めることで、アップデートが何をもたらすのかについてより良いアイデアを得られるかもしれません」「昨年のこのレースは少し運が良かったです。予選は難しいセッションになり16番手でしたが、日曜日のオープニングラップでアクシデントがあったことで、最終的に6位にランクインしました」「ハンガロリングは、ドライブするのに楽しいトラックです。ロングストレートがないのでリラックスする時間がないですし、すべてのコーナーでリズムに乗らなければなりませんが、オーバーテイクは難しく、レースでは他の車の後ろで身動きが取れなくなって、少しイライラする可能性があります」「今年は、これらの新車で状況が改善されるかどうかを知りたいと思っています。これまでのところ、以前よりも追い越しが容易であることがわかっています。いたがって、可能な限りうまく予選をおさることが依然として非常に重要です」「直前にポイントを獲得しておけば、次に来る夏休みがもっと楽しくなるので、頑張っていきたいと思います」