アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅の無線でのチームへの発言に元F1ドライバーのマーカス・エリクソンも苦言を呈した。角田裕毅は、F1スペインGPの予選でミスもあってQ1で敗退。感情が昂った角田裕毅は無線で『I can't f***ing believe this car!』とピー音交じりの不満をぶつけ、レースエンジニアになだめられた。
デビュー戦ではFP1から渋滞のなかに出されて「どうなってんの!」と意見をいう姿勢は勢いのあるルーキーだと面白がられた。第2戦でも同じような状況に「まるるで渋滞天国だ」と語ったことで面白がられた。だが、デビュー戦こそ9位入賞を果たしたが、その後の第2戦では予選Q1でクラッシュ、第3戦はQ2進出を果たしたものの、決勝では見せ場なく15位とのノーポイントが続いている。したがって、今回の無線が面白がられることはなかった。チームメイトのピエール・ガスリーとあまりに挙動が違うマシンに混乱していたかもしれないが、『I can't f***ing believe this car!』はチームへのリスペクトに欠ける発言であり、問題視するコメントも多い。元F1ドライバーで現在はインディカーで戦うマーカス・エリクソンもその一人だ。「初回や2回は楽しかったけど、今はちょっと度を越している」とマーカス・エリクソンはコメント。「罵倒したり、不平を言ったり、まるでキャンディーをもらえない子供のように振る舞っている」「彼は自分自身とマシンを最大限に活用することに集中する必要がある。彼は速いけど、現時点では最大の敵は自分自身だね」
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