角田裕毅は、アルファタウリ・ホンダF1とミサノ・サーキットで実施していた2日間のテストを終了。チームは“1000km以上”を走破したことを明らかにした。今年1月のイモラ・サーキットで2日間のテストに続き、アルファタウリ・ホンダF1は角田裕毅に走行経験を積ませるためにイモラ・サーキットで今季2回目となる2日間のテストを実施。
テストには2019年マシン『トロロッソ STR14』が使用され、初日は119周を走破。初日の走行を終えた角田裕毅は「今日はミサノサーキットで119ラップを走行しました。課題をひとつひとつクリアしながら、シーズン開幕に向けて全ての要素を整えていきたいと思っています!明日も頑張ります」と語っていた。2日目の周回数は公表されていないが、1周4.064kmのコースで2日間合計で1000km以上を走破したことをアルファタウリ・ホンダF1は明らかにしており、トラブルなく初日よりも多くの周回数を重ねたことになる。今年はプレシーズンテストが3日間に削減されており、ルーキーの角田裕毅にとって、走行距離を重ねることは重要となる。F1レギュレーションでは、チームは2年以上前のF1マシンであれば、無制限の走行距離を走行することができる。角田裕毅が、F1マシンでテストを実施するのは4回目となる。昨年11月にはイモラ・サーキットで2018年F1マシン『トロロッソ STR13』、そして、12月にはヤス・マリーナ・サーキットで実施されたヤングドライバーテストで『アルファタウリ・ホンダ AT01』で走行を実施している。アルファタウリ・ホンダF1は、2月19日に2021年F1マシン『AT02』を公開することを発表。チームは2月23日~25日にイモラ・サーキットでプライベートテストを計画しており、フィルミングデーを利用して新車AT02のシェイクダウンを実施すると考えられている。その後、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開催される3日間のプレシーズンテストを実施、3月28日にF1バーレーンGPでシーズン開幕を迎える。角田裕毅は、日本人ドライバーとしては2014年シーズンまで参戦していた小林可夢偉以来7年ぶりにF1グリッドに並ぶ。 この投稿をInstagramで見る Scuderia AlphaTauri(@alphataurif1)がシェアした投稿
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